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この世界の片隅に

なんも言えねえ

 

去年からずっと待っていた映画。

錦糸町楽天地という古い映画館で観た。

スクリーンが小さかったけど、雰囲気がこの映画にとてもよくあっていた。

 

原作も読んだし、夕凪の街桜の国も大好きなので、

本当に楽しみにしていた。

 

この映画は、太平洋戦争時の一般の主婦の日常の話だけど

見識もなければ、この国の未来に対しての興味もないので

私は戦争については意見できない。

この映画の感想だけ書く。

 

まずコトリンゴの主題歌が流れていい意味で、「ブワッ」ってなった。

コトリンゴ元々好きなんだけど、自分が原作に抱いてた印象にぴったりだったし、

歌詞もすごく良かったので。

観終わったあとにこの歌詞をよくよく読んだら、めちゃくちゃきれいな歌詞だった。

サトウハチローすげえなあ・・・。

日本語でこんなきれいな文章作れるんだな〜。

音楽って強いんだな〜。

 

内容は漫画にほとんど忠実でした。

監督の人、原作好きなんだなって感じがして良かった。

でも、リンさんのエピソードがおまけぐらいにしか描かれてなかった!

原作ではもっとメインっぽいのに。

あのすずさんの女っぽい側面いいよね・・・。

二次元だからかな・・・。

 

あと、戦時下のお料理描写が最高でした。

スミレの花が浮いたお味噌汁!

和食なはずなのに、倹約中なはずなのに、メルヘンの国の料理みたい。

 

戦争してても腹はへるし

春が来て夏が来て秋が来て冬も来る。

人を好きになるし、人が死んだら悲しい。

聖人君子や仏になれと言われてもなれない。

 

人間の根源的な気持ちを揺さぶる作品だと思った。

私はこの映画を前にして理論で武装することは出来ん・・・。

バカだからか?バカだからなのか?

 

この人たちの延長線上に自分たちは立っているのかー。

夏になるとやる戦争ドラマの中の戦争より

学校の歴史の授業より実感する。

 

映画見終わったあと錦糸町の喫茶店で楽太郎から、

作者は原作で、すずさんが〇〇したあと、〇〇で背景描いてる

って聞いて、

こうの史代は漫画の可能性を考えてて、

向上心や学びたい心がいくつになってもある聡い女性なんだな

と思いました。

 

しかも私が中学の時から集めている谷川史子さんのアシだったと!

ふわふわ可愛いタッチと雰囲気、納得です。

 

 

今年は映画館で6本も映画観た!

珍し〜。

美大生だった時は全然観なかったのに、どういうことだよ。

 

あと来週は聖の青春も観る!

 

ていうか今日は読み手を意識したブログが書けたんじゃないか!?